No.451 / A Hard Day's Night


「A HARD DAY'S NIGHT 」.........!


ひょっとしたら一番好きなビートルズのアルバムかもしれません.....!?


アルバム単位で聴いた回数も一番多いかもしれません。
当然中学生の時に観た映画「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」の影響もあるのでしょうね。


小学5年生時にビートルズが我が家にやって来て雷に打たれ
この映画を観て「自由」に憧れ、「開放感」を欲し、「哀愁」を感じ、こんな大人になりたいっ!と自分の生き方の指標になった様に思います。


英国人特有のウィットに富んだ会話や皮肉のセンスにも中学生の私には非常にクールな大人のカッコ良さを感じ、惹かれました。


とにかく忙しい映画で最初から最後まで「太陽にほえろ」のマカロニの様に FAB4 が走り回っているって感じ?


狭く制約の多いスタジオから非常階段を開けた瞬間「Can't Buy Me Love」が掛かり、外に飛び出し、グランドを彼らが走り回る姿に本当に自由と言うか、開放感を覚え、自分も救われたように感じました。


映画全体に言える事ですが彼らが変にベタベタしておらず青春映画にありがちな妙なセンチメンタリズムがないドライな感覚も共感を覚えた所です。
まるで彼らの音楽そのものの様に.....


ジャ〜〜〜〜ン!
で!
ここに1枚のCDがあります。


そうです!まさに!
「A Hard Day's Night 2009 Remaster」!!!


「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band 2009 Remaster」は誕生日プレゼントに戴き、
他の 2009 Remaster CD は友人にお借りして聴いていますが、これだけはどうしても欲しくて買ってしまいました。



あ〜っ!本当に音が良いですね!
音が良いと言うか.....厚い!
変にキンキンしてなくて暖かい!
奥行きがある!
分離も良くヴォーカルも楽器も立っている!


小、中学生の頃聴いていた LP レコードの様に聴いていて疲れない。
今回のリマスター.....本当に良い仕事してますね!


1. A Hard Day's Night [from the Film "A Hard Day's Night"]
2. I Should Have Known Better [from the Film "A Hard Day's Night"]
3. If I Fell [from the Film "A Hard Day's Night"]
4. I'm Happy Just to Dance with You [from the Film "A Hard Day's Night"]
5. And I Love Her [from the Film "A Hard Day's Night"]
6. Tell Me Why [from the Film "A Hard Day's Night"]
7. Can't Buy Me Love [from the Film "A Hard Day's Night"]
8. Any Time at All
9. I'll Cry Instead
10. Things We Said Today
11. When I Get Home
12. You Can't Do That
13. I'll Be Back


の13曲。
1.〜7. までのレコード時代なら A 面の7曲が映画のサウンドトラックとして使用されました。


これぞ初期のザ・ビートルズ...いや、ジョン・レノンの最高傑作!
全13曲の内10曲がジョンの作品で、1964年3/1にレコーディングされアルバム未収録になった
「I Call Your Name」を含むと11曲である。
(注:色の付いた3曲が基本的にポールの作品)


ヴォーカル、作詞作曲、ギター・プレイ、やる気......全てにおいてこれぞジョン・レノン!っていうミュージシャン及びロックン・ローラーとしての生涯通しての最高傑作です。
知らない若い世代に「ジョン・レノンってどんな人だったの?」と聞かれたら迷わずこのアルバムを渡し「こんなに粋でクールでカッコ良いミュージシャンだったよ!」と胸を張って渡しますね。


とにかくジョンの声っ!
ヴォーカリストとしての魅力をトータルでここまで凝縮した最初で最後(泣)......のアルバムでもあります。


つづく.....