No.16 / ちょっと一服!その9


西尾市在住のケーナさんが10曲じゃ足りん!と追加して頂きました!(笑)

1.ALL MY LOVING (Beatles)

コ〜ジョ〜ア〜イズで始まるギター三連伴奏(簡単そうで難しい)の名曲!私が中学時代にビートルズを聴くきっかけになった、友人が貸してくれたテープのケースに「All my Beatles」と書いてあったのは、この曲名のパクリでしょうね。のちにベースを少しいじるようになって、ランニングベースをプレイしながら歌うポールの凄さに改めて驚嘆したものです。


2.LOVE SONG (John Abercronbie)

70年代半ばに、「青木さよこ」というDJのFM音楽番組をよく聴いてて、そのテーマ音楽でした。生ピアノと生ギターのデュオで神秘的で夢のように美しい曲です。ピアノはあのJan Hammer!ジャズのイメージが完全に変わりました。近所のレコード屋でやたら試聴させてもらったものです、もちろんあとできちんと買いましたが(笑) 


3.RED LADY TOOとWONDERWALL TO BE HERE (George Harrison)

この二曲の入ってる「不思議の壁」と「All things」のおかげで、僕の中ではジョージの位置づけが異常に高くて、のちのダークホース以後のジョージは別人みたいに思われます。ジャンル分け不可能の、なんとも奇妙な世界で、ジョージ幻想が膨れ上がっちゃいました。改めて聞いてみると、ほとんどプログレ
ですね。時代を先取りしてますよ。


4.電子音楽の世界(George Harrison)

ちょっと反則ですが、これは僕にとって「裏名曲」でして、中学時代にこれを買って死ぬほど落ち込みました!当時の小遣いでは一月に一枚LPが買えるかどうかというのに、こんなわけのわからん実験的なものを買ってしまい、この歳になるまで三回ぐらいしか聞いてません(泣)しかし、こういう作品を発表するから、さらにジョージ幻想は膨らんだわけで(笑)でもこれは買っちゃいけませんよ!


5.虹と雪のバラード(トワエモア)

なぜかまた例によってLP買っちゃったんですよね(笑)ぜんぜん覚えてないんですけど、たぶん当時札幌オリンピックがあったんで、そのテーマ曲を聴いて欲しくなったんじゃないかなあ、でも凄くいい曲です!少し以前にこの二人テレビに出てたけど、男の人のほうがデブデブのおやじになってて悲惨でした。女の人は衰えてなくて上手でしたが・・昔の夢は夢のままのほうが良かったかも


6.ムーンライトセレナーデ(グレンミラー楽団)

テレビの「グレンミラー物語」を見て、すぐレコード屋へ走りました(笑)ジャズが好きになる前だったんで、ジャズだと思ってなかったんでしょうね。自分の中では良質のポップスという感じです。しかし本人が死んで何十年も経ってるのに、まだその名前で楽団がやってるというのが凄い!


7.落ち葉のコンチェルト(アルバートハモンド

中学のときに友人が貸してくれたメチャきれいなバラードですが、一発屋でした(笑)その後この人どうなっちゃったんだろう?誰か知りませんか?

しかし原題を見るとデタラメな邦題です(笑)当時のレコードの曲名はメチャクチャですよね〜ビートルズでさえも、その被害をまぬがれてないですもんね


8.BAD TIME (Grand funk)

当時、FMレコパルという雑誌があっていつも買ってたんですが、情報源が雑誌とラジオしかなかったんですよ、どのレコードを買うかこの雑誌を見て決めてました。それで、Grand funkの「American Band」を買うつもりで近所のレコード屋に行ったら、バイトの兄ちゃんが「そんなのよりこっちのほうがいいよ」と言って買わされたのがBad fingerの「WIish you were here」だったんです。なぜ覚えてるのかわからないんですが、
なんとなく馬鹿にされたくない、という気持ちがあったのかな、もちろん素晴らしかったですけどね。自分の意思を貫けなかったんで記憶に残ってるのかも。そのうちGrand funkの新譜が出て、その中の一曲がこれです、ちょっとポップで、「らしくない」ところがいいですよ。


9.WILD THING(Jimi Hendrix)

高校の音楽授業で自由発表の時間があって、「じゃあバンドでこの曲やろまい」ということで、今は亡きN君がギター、S君がドラム、「簡単な曲だから大丈夫」ということで、N君に教えてもらい僕がベースで、金持ちでドラムセットのある広いS君の家に自転車で長時間通って練習に励みました。ところが、当日Sが喘息の発作が出た、ということでドタキャン!ショックでしたね〜ドラムのできたI君が急遽代役してくれて、なんとかなったんですが、Sはいざというときには平気で裏切るやつだ、という印象がいまだに抜けません(笑)当日本番になってSは絶対
ビビッたに違いありません。逆にI君は中学時代に全然レコードを貸してくれず嫌いでしたが、このことがあって見直しました。複雑な思い出のある曲です。


10.金と銀(レハール

幼稚園のころ母親がセールスマンから買った「レコード名曲集」の中の一曲。卓上プレーヤー(懐かしい!)でよく聴いたものです。クラシックだけど短くてすごいポップなんですよ。子供向けだからそんな曲ばっかりだったけど、幼児に聴いた音楽って後に必ず影響ありますね。