No.29 / GIBSON J-160E/ギブソン その1



今日の午後は久しぶりに時間が空いたのでギターの話第1回どす。
今私のメインギターの1本でもあるギブソン(GIBSON)J-160Eの話、始まり始まり〜!
とにかく中学生でギターを始めた時からいつか立派な大人に(未だに全然立派じゃないですが...とほほ)
なった時に絶対に死んでも手に入れたいと憧れ続けたギターの1本です!


当然!その憧れさせた憎き男は JOHN LENNON (ジョン・レノン)!


ビートルズ(The Beatles)の初期中期後期とどの時期の彼らの写真を見ても必ず写っている唯一と言っても良い!
もっともビートルズ、特にジョン・レノンに愛されたギターだと勝手に解釈しています。


とにかくジョンに抱えられサウンド・ホールの左上の塗装が剥がれるほど殴りつけられる様にカッティングされるあのサンバースト(sunburst)色のフォーク・ギター(中学生当時は)に憧れましたね!


できることなら自分がギターになって体に6本の弦を張り、ジョンやポール、ジョージに弾いてもらいたいとさえ思いました!(M女の気持は中学生の時理解していた!...ん?)


リンゴはギターが下手そうなので痛そうだから全く思いませんでしたがね。


中学2年当時我が家には母方の親戚である豊橋のたっちゃんおじさんに貰ったという字のステッカーが貼ってある弦高が12フレット上で5センチもある謎のガット・ギターしかありませんでしたから、とにかくナイロンじゃなくて、鉄の音のするフォーク・ギターが欲しかった!


当時の僕のギターの先生は同級生の磯村君でした。
彼は憧れのモーリスのフォーク・ギターをすでに持っていたので毎日のように学校が終わると彼の家へ遊びに行きました。


目的は...1つ!...皆さんわかりますよね?


そう! 鉄の音!に惹かれ真夏の雑木林、クヌギの樹液に集まるクワガタ虫のように彼の2階の部屋へ通いました。


磯村君はHELPのコードを目の前で得意げに鉄の音で再現してくれたり、かぐや姫22歳の別れなどを親切に教えてくれました。


そのかわりお礼として僕は毎日違うビートルズのレコードを持参しては一緒にカッコエ〜〜ッ!て聞いていました。
懐かしいな〜!先生の磯村君今はどうしているのかな?


しかし彼の家で鉄の音ギターを弾かせて貰えば貰うほど僕の中のフォーク・ギターが欲しい!
と言う欲求はマグマの様にドロドロに熱を帯び噴火寸前になったのです。


その時一つのアイデアマザー・メアリーとともに天から舞い降りて来て私に囁いたのでした!
そうか!イケる!

この方法なら絶対にフォーク・ギターが手に入るぞっ!
と、確信しました!ふふふ.......


つづく


今回のおまけ!ギブソンJ-160Eをジョンとジョージが同時に抱えた珍しくて今回のテーマに最高にフィットするプロモ!
パティを 「抱きしめたい」 ぜ〜!

映像解説担当:きのけん(Outsider Records!)