No.83 / ビートルズ/BEATLES のピック...その2

しかし凄い湿気ですね!
梅雨だからしかたないんですが....しかし....お菓子!?
この時期はアコースティック・ギターには最悪の時期ですね。
ただでさえ鳴らない Gibson/J-160E が更に湿気を帯びて....



Gibsonが...
湿気を帯びて...
濡れそぼる..............きのけん



で、紅茶と沖縄銘菓ちんすこうでしっかり休憩したので
ビートルズ/BEATLES のピック その1の続きです。

高校生の頃衝撃的なピックが発売されました。
それは本鼈甲/ベッコウリッチー・ブラックモア・モデルです。

http://i102.photobucket.com/albums/m87/stamplicker/RitchieBlackmore.jpg


当時一般のピックは1枚¥100位でした。
それに対しリッチー・ブラックモア・モデルは確か¥350位しました。
高い....!....(泣)
子供心に「¥1000で3枚買えないな....チッ!」と思ったからです。


その本鼈甲のリッチー・ブラックモア・ピックを入手した高校一年の私はピックを買っただけなのに、これで
「HIGHWAY STAR/ハイウェイ・スター」や
「BURN/バーン」のギター・ソロ。
「CHILD IN TIME/チャイルド・イン・タイム」
の決めの3連が俺の物になったぞっ!
と早とちりしてわくわくにやにやしていました。


当時はまだ大した情報も無かったので鼈甲/ベッコウの5角形ホームベース型ピックと言えばDEEP PURPLEのリッチーの専売特許だと思い信じ込んでいたのです。


その後、鼈甲/ベッコウの5角形ホームベース型ピックはワシントン条約の絡みもあり、どんどん値上がりして1枚¥800〜¥1000以上になり貧乏学生のギタリストには縁のない物になり、その後発売されたナイロンの5角形ホームベース型ピックは最悪で、弾く度に削れるんじゃなくてビロビロとだらしなくめくれてくるタイプだったのと、ちょうどその頃私の興味は別の神様であるERIC CLAPTON/エリック・クラプトンの顔ともみあげに惚れ込み、彼の影響でピックもティア・ドロップ型(上記左の赤色)に変わりつつありました。


月日が流れ1996年の2月号のGuitar Magazine/ギター・マガジンの30Pにな、な、なんと!ジョン・レノン(手に持っているリッケンバッカー325や髪型、髪の長さから推察すると多分1963年)が5角形のホームベース型ピックを持っている写真が掲載されているではありませんか!
頭を象が踏んでも壊れないアーム筆入れでぶん殴られたような衝撃でしたね!
良く観ると鼈甲/ベッコウらしき模様まで見受けられます!
ドッカァ〜〜〜〜〜〜ン!
「えっ????ビートルズが???5角形のホームベース型ピック???しかも鼈甲/ベッコウ製の〜?.....な、な、なんで〜?...う〜〜ん . . . .パタッ。
あまりの衝撃に呆然としてしばらく動けない1996年1/13の出来事でした。
つづく


No.93 / ビートルズ/BEATLES のピック...その3 - Outsider Records!
No.80 / ビートルズ/BEATLES のピック...その1 - Outsider Records!


ちょっとした自慢ですがこのジェフ・ベック/JEFF BECK が表紙のギター・マガジン2009年 1月号 [雑誌]に私の写真が載ってます!
高校時代から購入していた雑誌でいつかギター・マガジンと
Playerマガジンに乗るのが夢でしたので、いきなり両方の雑誌に愛器Every Brothes Model 63'sと一緒に掲載されたのであっさりと言っても30年かかりましたが、やっぱりあっさり実現しましたね.......ふふふっ
でもね、本当に凄い事って準備さえしっかりやっておけば突然実現するんだよ!