No.713 / 特注本鼈甲ピック到着〜っ!


自宅に帰ると何やらゆうメールが届いています....?

Photo:Kinoken


開けると何か焦げ茶色の物がプチプチに包まれて.....?

Photo:Kinoken


おおっ!
これは暫く前に長崎へ特注しておいた本鼈甲のピックじゃないですか〜♪
ビートルズサウンドをアコギで出すにはこれは必需品!
めちゃ厚く、固いですが慣れてしまうとこれじゃなければ弾いた気がしません。


私はストロークもソロ弾きも手首を使ってアクセントやニュアンスを変えますが、時に殴りつける様に低音弦を弾く時があります。
ソロを弾く時もひたすらソフトにも弾けますし、チョップを多用したゴリッと言うダウンピッキングの連続にも耐えられます。
その時へヴィー・ゲージにもしなりながらも粘りがあり低音弦のテンションに負けない唯一のピックが本鼈甲ピックです。


愛器 Gibson J-160E の低音のグチャって感じの特徴あるサウンドの半分はこの固いけれど適度にしなる本鼈甲ピックによるものです。
あと 「Here Comes The Sun」 の弦に当たるキャラキャラした特徴あるピッキング・ノイズも色々試しましたが本鼈甲ピックならではのサウンドです。


実際ジョン・レノンのアコギのストロークは相当強く弾かなければあのニュアンスは再現出来ないと思います。
更に手首を使った独特のスウィング感が必要になります。


ここがアコースティックギターを多用しても軟弱なフォークっぽくなく、あくまでブルージーなロックを感じさせる重要な分かれ目になると勝手に解釈しています。

Photo:Kinoken


M さんの丁寧な取り扱いの手紙が入っていました。

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約1年程前3枚注文して1枚はフォーティーバックスの楠田さんにプレゼントして、
もう1枚は一度なくしたのを来来るさんが偶然拾ってふる〜るのライヴに届けてくれました。
その後、先月の六本木ヒルズのライヴで軽く反ったのを無くし...
1枚になってしまったので急遽注文しておいたのです。

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全てギターが弾ける職人さんの手作りで機械では絶対再現出来ない微妙な R が付いています。
今回の3枚は焦げ茶色がかなり濃いですね。

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透かしてみるとこんな感じで1枚1枚柄の個体差に特徴がありこれも魅力の一つです。

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唯一残った1枚も表裏のサイドがかなり削れ先端が丸くなっていました。


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並べると厚みが良くわかるでしょ?
これでまた1年は大丈夫です。
京都のライヴはバッチリですね!(笑)

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そうだっ!ビートルズのピックの記事まだ続いてる最中でした.....(汗)
早く完結しなきゃ.......