No.907 / Arabindia / アラビンディア


CHAKRA に戻りました。
常味さんやバンドのメンバーさん達のCDもたくさん販売されています。
すみませんっ!今回は財布の中身が寒く買えません.....
次回貯金して来ますっ!
きっぱりっ!

Photo:Kinoken


店内は...帽子や布、ジュエリーetc.etc.....
余裕があったら欲しい物がたくさんありますね。

Photo:Kinoken


ウィルキンソンの辛口ジンジャエールを戴き、店の奥のライヴ会場へ...

Photo:Kinoken


夕方来た時と違い席は満員です。
何と!ほぼ女性ですね.....

Photo:Kinoken


さあっ!常味さんのバンド....?
アラビンディアの登場です〜♪

Photo:Kinoken


常味裕司 (ウード)
吉見征樹 (タブラ)
太田惠資(ヴァイオリン)

Photo:Kinoken


アラブ〜トルコ〜インド.....
ここからは至福の一時。

Photo:和歌山の新聞記者


何か遥か昔に聴いた様な非常に懐かしい音階の数々....
子供の頃に寝る前に母親が卓上プレイヤーでかけてくれた「月の砂漠」を思い出しました。
どの曲も風景が浮かんできます...

Photo:和歌山の新聞記者


西洋音階は半音が12音階ですが、アラブの音階は全音を8〜9分割する更に微妙な音階があるそうです。
ギターではクオーター・チョーキングという半音の半分の音をフレーズの最後に微妙にチョーキングして使用する事がありますが、更にその半音を使い分けるのだそうです。

Photo:Kinoken


タブラの低音の素晴らしさ、
ジプシー・ヴァイオリンの太田さんの素晴らしい音色と切なさ.....


本当に素晴らしい音楽です。
非常に興味を持ちました。


音楽は複雑にした LED ZEPPELIN の世界とでも言いましょうか?.....(笑)
DADGAD の世界...
何と表現したら良いのか?...
・テーマが決まっていて、リフの応酬!その後ソロを回しまたテーマに戻る....
・10拍子などの変拍子の多用と組み合わせ。
・演奏の表現的にはクラッシックに近い所もあります。


ジミー・ペイジヤードバーズ時代からこの世界をかなり研究して " WHITE SUMMER " を作曲したのでしょうね。
そのまんま!ですよ.....(笑)


ウードの奏法的には
プリングオフ、ハンマリングオンの多用。
・超複雑なオルタネイト・ピッキングやスイープ・ピッキングの多用。
・低音弦を定期的に鳴らし高音弦でメロディーを奏でる。
・フレットが無いため、細かくスライドさせながら音階を上下に微妙に変化させる。
アルペジオ、コード弾き、オクターブ奏法、スパニッシュ系の激しいストロークetc.etc...
とにかくありとあらゆるテクニックや奏法の塊でした。


ライヴ後、常味さんの特注ウードを弾かせて頂く事に.....

Photo:和歌山の新聞記者


これ何だと思いますか?
サナダムシじゃないですよ!
実はこれがウードのピックなんです。
非常に柔らかく簡単に曲がります。

Photo:Kinoken


弦はクラッシック系のナイロン弦です。
重量は非常に軽いですね.....
凄く柔らかい優しい音色です。

Photo:和歌山の新聞記者


常味さんから直々に色々と教えて頂きました....
が!.....難しくてなんとも.....(泣!)

Photo:和歌山の新聞記者


昔から憧れの常味さんと記念写真です。

Photo:和歌山の新聞記者


和歌山の O 君も嬉しそうです〜♪

Photo:Kinoken


その後も常味さんによるウード講座や、


Photo:Kinoken


大阪のウード教室の生徒さんとのセッションも始まり、次の日になってしまったので残念ながら次に向かう事に.....

Photo:Kinoken


帰り際、25年振りに遠路はるばる来てくれたと言う事で何と!
常味さんのCDをプレゼントして戴きました〜♪


「タリーク・道/常味裕司・アラブ音楽アンサンブルFarfa」
2007年NHKスペシャル新シルクロード〜激動の大地を行く〜
オリジナルサウンドトラック<アラブ楽器編>です。

Photo:Kinoken


その後駐車場まで送って頂いた常味さんに私のギターを弾いて頂きました。
今は老人ホームの慰問の時しかギターは弾かれなくなってしまったそうですが、嬉しそうな笑顔でギターを弾く常味さんは25年前と全く変わってなかったですね。
いつか再び一緒に演奏して頂きたいっ!と新たな夢と目標を持つ事が出来ました。

Photo:和歌山の新聞記者


最後に愛器 Gibson J-160E と記念写真を撮って頂きました。
本当に楽しかったです。

Photo:和歌山の新聞記者


今度東京に行くときは連絡しますので調布の自宅へ是非遊びに行かせて下さい。
ありがとうございました。


ウード奏者 常味裕司



Photo:Kinoken