今回から不定期にジョン・レノンの Gibson J-160E を持った写真を紹介し、検証を加えて独断と偏見満載の意見を述べて行きたいと思います。
今回は 1963年の8/6 か 7.....チャネル諸島でのスプリングフィールド・ボールルームでの貴重なカラー写真の別ショットです。
別の写真参照：No.1219 / Maton MS-500 - Outsider Records!
ジョンがこの１本目の Gibson J-160E を Rushworth's Music House で入手したのは 1962/9/10 だと言われています。
参照：No.40 / GIBSON J-160E/ギブソン その５ - Outsider Records!
約１年後のこの日、使い込まれたボディーのサウンド・ホール左上とピックガードの左にピッキングによる塗装の剥がれをはっきりと確認する事が出来ます。
品良く、柔らかいピックで軟弱なストロークをしていては絶対に１年弱でこの２カ所に塗装が剥げる事はありませんし、絶対にあのサウンドが出ない事は最近わかって来ました。
サウンド・ホール内に楕円形のオレンジ・ラベルが貼ってない事も確認出来ます。
ファースト・アルバム「Please Please Me」の録音にジョンとジョージが殆どの曲で Gibson J-160E を使用したのは有名ですが、こうしてカラー写真でライヴ写真を確認すると本当にライヴでも使用していたんだな....と新鮮な感じがします。
