この静止画像昔FMレコパルの連載で黒金ヒロシの書いたビートルズの漫画のまさに表紙ですよね?知らんか?
つづきです!
とにかく3人はまだ客はいないのに一目散に最前列の真ん中のシート目指して猛ダッシュ!席を確保しました!
そして遂に始まりました!
映画の順番ははっきりと記憶にないのですが三本立てを3回づつ観たことは憶えています!
1度目はのめり込みひたすら感動!感激!して観る!感動でちょっと漏らす!
2度目は録音するので絶対に音を立てないように観る!これは辛い!
3度目は記憶に残ったかっこいい場面をカメラで撮影する!
いまだにお気楽ベーシストが撮影してくれたIF I FELLのポールの写真を持っています!
終了したのは結局夜の9時近くになってました。
お気楽ベーシストは3度目も観ようと言った時非常に微妙な表情をしていた記憶があります(笑)
その後映画に誘っても誰も付き合ってくれなくなったのは言うまでもありません!
で!ようやく本題です!お待たせしました!
D!でしたね!
とにかく映画HELPが始まって目が釘付けになった最初のシーンがこの白黒のプロモです!
特に3番の、ブレイクしてテーマがジョンのアコギだけになる所でジョージ・ハリソンのコードを押さえる手が画面いっぱいに映る所です!
当時少しはギターを始めていましたから”When I was young so much〜の所のコードがAーC#mーF#mと続く事は知っていましたが問題は次の"D"!なのです!
当時の私が唯一知っていた"D"!はローコードのDのみ!
一瞬頭がパニックになりました。
違う!?
ジョージは何か違うことをしたっ!?
じゃあここのコードはDじゃないのか??
なんかF#mから下がるんじゃなくて移動せずに小指が出てきたぞ???
と自信満々だったDがすべて否定されたように感じました!
頭の中は真っ白!
もう一度観たい!
でも次に観れるのは3本立てなので早くても4時間後だ〜(泣)
今になって思えばこれがビートルズが多用するDコードだったわけで、F#mの人差し指のセーハをそのまま残しローコードのCを2フレット上にずらして押さえただけの事でした。
とにかくいろんな演奏中の写真をみてもジョンもジョージもこのポジションを癖のように多用します。
たまに小指を省略するパターンもありますが....
ジョンは普通のDコードに小指を4弦4フレットに置くパターンも多数あり。
THIS BOYのオープニングもこのDの小指を離した変形ですし、ALL MY LOVINGのClose Your Eyes〜F#m〜B〜EのEもこのDのフォームを2フレット上げたEですね。
指が短く、フォークギターから入ることの多い日本人は中々このフォームは使いません。
次回はさらに同じ映像から解るジョージの綺麗な無駄のないポジション・チェンジについて考えてみたいと思います!
No.7 / ビートルズのDコード考察その1 - Outsider Records!
No.111 / ビートルズのDコード考察その3 - Outsider Records!
No.3 / ビートルズのGコード - Outsider Records!