実はもう1枚写真を送ってもらいました。
参照:No.273 / 1964年9月..... J-160E - Outsider Records!
同日のアビー・ロードスタジオでの写真です。
よ〜く観て下さいね!!!
何かいつもの見慣れたジョン・レノンの
リッケンバッカー325と違いませんか?
そうっ!ジョン・レノン特注の Rickenbacker 325-12!
12弦ギターです!
ライヴやテレビ番組での使用写真は持っていましたが....
1964年6月オランダのTV番組でジョンは325-12を使用。
貴重なスタジオでのレコーディング写真です。
遂に証拠写真発掘!!!待ってました〜っ!
1964年の 9/29 録音の
「Every Little Thing」
でジョンの 325-12 を使用した音が聴けます。
ジョージの 360-12 のキラキラした12弦の音色より幾分柔らかいように聞こえるのは気のせい?
当日ジョージ・ハリソンがレコーディングに遅刻したため(そのお陰で)
ジョン・レノンの貴重な演奏が聴けたのです。
ジョージの 360-12 同様交互にマシン・ヘッドがヘッドに取り付けられています。
この写真はジョンの実物のヘッドのアップ写真です。
1964年の2月にリッケンバッカーへ注文し、出荷記録から 3/17 に
カリフォルニア州サンタアナの工場から出荷されました。
その後、 4/8 にニューヨークでイギリス行きの船便に積み込まれ
ジョンのもとに到着しました。
シリアルナンバーはDB151。
ジョンの2本目の325はDB122。
当初トレモロ・アーム付使用だったがあまりにチューニングが狂うのでフラット・テール・ピースに付け替えられたそうです。
1964年の夏のツアーで325のサブ・ギターとしていつもステージにセットしてありました。