No.1489 / 今宵はロバート・ジョンソンに浸って.....2


今回の最初のテーマは1930年代にロバート・ジョンソンはどんな音楽を聴いていたか?....です。



Photo:Kinoken


チャーリー・パットンに始まり.....
サンハウス
トミー・ジョンソン
ロバート・マッコイ
リロイ・カー
スクラッパー・ブラックウェル
ココモ・アーノルド
タンパ・レッド
トミー・マクレナン
ジミー・ロジャース.....


とロバートとの共通点を聞き比べて1部終了〜っ♪



当時のジューク・ジョイントの実態や、ロバート・ジョンソンが最初に練習した曲がリロイ・カーの " ハウ・ロング " だったらしい..... etc.etc.....
マニアックだけど納得する事だらけっ!


少し休憩して2部スタート!


ブラインド・ブレイク
ブラインド・ボーイ・フラー
バンブル・ビー・スリム
ロニー・ジョンソン
ウィリー・ブラウン.....


などの重要な曲を聴き比べ、最後はロバート・ジョンソンで締めくくりました。



非常に面白かったのはロバート・ジョンソンがきちんとした教育を受けていたり、本当に沢山の曲をラジオを情報源として聴きまくり、それらのエッセンスを取り入れ、自分の曲にして行った流れがわかった事.....
当時の最先端のニュー・ミュージックであった事.....
彼の曲をレコーディングしたテキサス州サンアントニオのガンター・ホテルが現在はシェラトンが買い取り、経営している話や、あの黒人差別の時代、ホテルの正面から黒人のロバート・ジョンソンが入れる訳が無く、キッチンから入り、4階の部屋まで階段で上がりレコーディングしたんじゃないのか?とか...
それに当時の1部の白人が黒人のブルースを参考にして曲を書いていたと思われる曲 etc.etc......
目から鱗の3時間っ!
メチャ面白かったです。


また時間を見つけて自分の所有している音源を整理して聴き直してみようと思いました。
ギターの練習もしたくなりました。


小川さん、森田さん、長久手さん.....
それに参加者の皆さんお疲れ様でした〜っ♪


付録:No.1490 / 奇跡の発見っ!ロバート・ジョンソン3枚目の写真..... - Outsider Records!